スマートウォッチレビュー
先日スマートウォッチを購入した記事を書きました。
その後実際に使用してみたのですが、ランニングの際に使用するには機能が明らかに足りないことがわかりました。
ということで、具体的なレビューをしてみたいと思います。
1.時間計測
ランニングをするうえで当たり前の機能です。
何秒・何分・何時間といった運動している時間を計るというのが必要最低限の機能になります。
2.ラップ機能
私が通っていた高校は200mトラックでした。
どんな練習をするにも200m毎のラップというのが走るうえでの目安でした。
そのため、ラップ計測機能は必要不可欠でした。
また、現在もロードを走るうえでは200mとは言わないまでも1㎞毎のラップというのは重要です。なければ計算しながら走るというのでもいいのですが、あればありがたいです。
3.心拍数計測機能
最近のトレーニングでは科学的に運動強度を目安とした方法が確立されているようです。となると、運動強度を確認するうえで心拍数の計測は必要なものと言えます。
ですが、無ければいけないものではないので好みによるといえますが、スマートウォッチには基本的な機能として備わっているものがほとんどでしょう。
4.距離計測(GPS)
ランニングコースが設定されている公園や土手などでは距離の表示がされているところがそれなりにあります。またトラックでの練習であれば基本的には200か400といった距離ですので(変則的なトラックもあります。確か中学生の時に記録会で利用させてもらった中央学院大学さんのトラックは350mとかでした)距離計測の必要性はありません。
しかし、単純にロードを走る際には残念ながら距離はわかりません。Google Map等を使用して距離の計測は可能ですが、数mといった細かい距離までは計測できないのでそれないりのずれが生じてしまいます。
レビュー
もともと、時計そのものとしてやメールの受信確認等で使用するつもりはなかったので、そうした機能に関しては特にありません。
ですが、残念ながらこのスマートウォッチではランニングをするうえでは機能が足りないと言わざるおえません。
運動時の機能として、運動時間(ストップウォッチ)・心拍数・歩数及び走行距離が計測されます。
しかし、あくまでもスタート・ストップのみであり、ラップ機能はありません。そして走行距離に関しては設定された歩幅による歩数から走行距離が計測されます。そのため専用アプリで最初に設定した歩行時の距離でしか計測されないため、ルームランナーで10㎞走った際に4㎞近い差が出ました。
走行時は変わるかと思ったのですが、残念ながらそのままでした…
また、10種類ぐらいのスポーツの設定がされているのですが、機能はすべて一緒でした。分類されている意味は分かりませんでした。
ということで、ラップ機能及び距離計測機能がありませんので、検討されている方の参考になればいいかと思います。
最後に
高い買い物というほどのことではありませんが、やはり機能として足りないのはさすがに悲しいです。しかし、言ってしまえば値段相応ということなのでしょう。
満足する商品となると、2,3万円は出さないと難しそうです。